体験談

40代未経験エンジニアは無理?28歳で転職した元販売員が現実を正直に話す

しゅうしん

40代から未経験でエンジニアを目指すのは、無理ではありません。
ただし、28歳のぼくが転職した時より、明らかに壁は高い。

ぼくは携帯販売を5年やって、28歳で未経験からエンジニアに転職しました。
20社以上に応募して、ポートフォリオが完成していない状態で内定をもらった経験があります。

その経験からお伝えすると、40代で同じことをやろうとすると、準備の質を上げないとかなり厳しいです。
でも、正しい戦い方をすれば可能性はあります。

この記事では、転職を経験したぼくが「40代ならここを特に気をつけるべき」という視点で、現実と対策を正直に書きます。

40代未経験でエンジニアは本当に無理なのか

絶対に無理ではないが、20代と同じ戦い方では厳しい

結論から言うと、無理ではありません。
ただ「若さ」で勝負できない分、別の武器が必要になります。

ぼくが転職活動をしていた28歳の時も、「未経験は厳しい」と何度も言われました。
それでも通過できた理由は、学習量・作品・面接での話し方にあったと思っています。

40代の場合、これに加えて「前職の経験をどうITに結びつけるか」が重要になります。
営業・接客・事務・管理職など、どんな経験でもエンジニア現場で使える形に言語化できれば、年齢は弱点ではなく武器になります。

「40代は無理」と言われる現実的な壁

ただし、壁があるのも事実です。
企業が40代未経験に感じる不安は主に2つです。

1つ目は「どれくらい早く戦力になるか」。
20代なら「育てよう」と見られやすいですが、40代は即戦力への期待と未経験という現実のギャップが生まれやすい。

2つ目は「年下の先輩から素直に学べるか」。
ぼくのSES1年目の現場にも、40代で入社した方がいました。

技術的には真面目に学んでいたのに、指摘を受けた時の反応が少し防御的に見えてしまい、現場での評価に影響していました。
スキル以前に、この部分で損をする人は少なくないです。

それでも道はある

IT人材不足は続いています。

最初から自社開発・完全在宅・高年収を狙うと競争が激しくなりますが、「まずIT業界に入る」という入口は40代でもあります。
運用・保守、社内SE、前職業界に特化したIT企業など、戦い方を変えれば道は見えてきます。

40代が特に気をつけるべき5つの現実

28歳のぼくが転職した時との違いを正直に書きます。

① 年下から学ぶ覚悟が必要

エンジニアの現場では、年齢より経験が優先されます。
20代のエンジニアが先輩になることも普通にあります。

ぼくのSES1年目もそうでした。
自分より若い先輩にコードレビューをしてもらい、指摘を受け続ける日々。28歳でも最初はきつかった。

40代であれば、なおさら意識して「素直に学ぶ姿勢」を持つ必要があります。

面接でも「年下から学べますか」という問いへの答えを準備しておくべきです。
「前職でも若い上司から学んだ経験があります」と具体的に言えると強い。

② 最初の年収が下がる覚悟をする

未経験で入社する場合、年収が下がる可能性は高いです。
28歳のぼくも転職後は年収が下がりました。

40代であれば家族・住宅ローン・生活費など、背負っているものが大きい分、ここは事前に整理が必要です。

毎月いくら必要か、最低ラインはどこか、何年で年収を戻すか。
感情ではなく数字で計画を立ててから動くことが、40代の転職では特に重要です。

③ 書類通過のハードルが上がる

「未経験歓迎」と書かれていても、40代だと書類段階でふるい落とされることがあります。
これはぼく自身が感じた28歳との違いです。

だからこそ書類の質を上げることが大切です。

何を学んだか、何を作ったか、前職の経験をどう活かせるか
——この3点を具体的に書けるかどうかで通過率が変わります。

「将来性があると思ったから」だけでは弱い。

④ 作品は「前職経験 × IT」で差をつける

ぼくが転職活動で感じたのは、作品に「なぜ作ったか」のストーリーがあると面接が変わるということです。

40代には前職の経験があります。
販売経験なら在庫管理画面、営業経験ならお客様情報の整理ツール、事務経験なら業務改善フォームなど。

「前職でこういう不便があったので作りました」と言える作品は、他の未経験者との差別化になります。

⑤ SES1年目の現実を覚悟する

ぼく自身、SES会社に入社した最初の1年はテスト業務がメインでした。
「エンジニア転職=開発」と思っていたので、正直きつかった。

休日も全PCの再起動やアップデート対応で出勤し、夜遅くまで作業することもありました。
これがエンジニアの仕事なのか、と思った時期があったのは事実です。

40代で転職すると、この現実はさらに重く感じる可能性があります。
だからこそ入社前に「最初の業務は何か」「開発案件に入れる可能性があるか」を面接で必ず確認してください。

40代が狙いやすい職種・狙いにくい職種

最初から狙うと難しい

  • 自社開発の開発職
    20代・30代・経験者と競合するため、未経験40代には厳しい
  • 完全在宅
    未経験のうちは近くで教えてもらう場面が多く、最初は出社環境の方が成長しやすい
  • 年収500万円以上
    実務経験が求められることが多く、未経験段階では証明が難しい

40代が狙いやすい職種

  • 運用・保守
    既存システムの監視・問題対応から始める仕事。
    開発より入りやすく、システムの流れや現場の言葉を覚えながら徐々に開発補助へ進む道もある。
  • 社内SE・社内IT担当
    前職の業務知識がある人に向いている。
    事務改善・Excel管理・業務フローを理解している人は話が通じやすく、40代の経験が活きやすい。
  • 前職業界特化のIT企業
    販売経験なら販売管理システム、物流経験なら在庫管理システムなど、自分が知っている業界向けのIT企業を狙うと面接でも話せる内容が増える。
  • SES(会社選びは慎重に)
    未経験から入りやすい場合もあるが、会社によって差が大きい研修内容・開発案件の有無・待機中の給料は面接で必ず確認。

40代が転職に近づく勉強と作品の作り方

基礎を順番に固める

HTML → CSS → JavaScript → Git → 小さな作品作成、この順番で進めましょう。
いきなり難しい技術に手を出すと、途中で何をしているかわからなくなります。

「ボタンを押したら文字が変わる」「画像と文章が並んで表示される」、この程度でも最初は十分です。基礎を飛ばすと後で必ずつまずきます。

学習は量より継続

平日30分〜1時間、休日2〜3時間。気合いに頼らず、続く仕組みを作ることが大事です。
週1回だけ長時間やるより、毎日少しずつ進む方が確実に身につきます。

ぼくも転職活動中、平日2時間・休日8時間を約8ヶ月続けました。
仕事をしながらの勉強はきつかったですが、毎日続けることで習慣になっていきました。

作品はGitHubで公開する

作品を公開していないと、採用担当者が見られません。
GitHubにコードを置いてREADMEに「作った理由・使った技術・苦労した点・改善したい点」を書くだけでも、学習の本気度が伝わります。

会社選びで失敗しないために

研修の中身を具体的に聞く

「研修あり」と書かれていても、内容は会社によって大きく違います。
研修期間・何を学ぶか・実際にコードを書くか・研修後の配属先はどこか、を面接で遠慮せずに聞きましょう。

具体的に答えてくれる会社は、比較的安心しやすいです。

面接では「前職経験 × 素直さ」を見せる

「なぜ40代の今から挑戦するのか」は必ず聞かれます。
ここで答えが浅いと不安に思われます。

「前職で業務の非効率を感じ、ITで改善できる仕事に関わりたいと考えました」のように前職とつなげると自然です。
年齢を言い訳にせず、経験を理由に変えることが大切です。

40代未経験エンジニアのよくある質問

40代未経験でも独学で転職できる?

可能性はありますが、計画的に進める必要があります。
何から学ぶか迷いやすく、わからない時に止まりやすいのが独学の弱点です。

HTML・CSS・JavaScript・Git・簡単な作品作成から始めるのがおすすめです。
独学でもスクールでも、最終的に作品を作って説明できる状態になることが目標です。

勉強時間はどれくらい必要?

平日30分〜1時間・休日2〜3時間を3〜6ヶ月続けて基礎を学び、作品を作るペースが現実的です。
大切なのは時間の長さより「何を作れるようになったか」です。

最初の年収はどれくらい覚悟すべき?

未経験で入社する場合、最初は年収が下がる可能性があります。
毎月いくら必要か・貯金はどれくらいあるか・家族の理解はあるかを転職前に数字で整理しておくことが必要です。

1社目で経験を積み、2〜3年後に年収を上げるという流れが40代未経験には現実的です。

まとめ:40代でも「経験 × IT」の戦い方で道はある

28歳でエンジニアに転職したぼくから見ると、40代の挑戦は難しいですが不可能ではありません。

ただし、若い人と同じ戦い方をしないことが大事です。

ポイント
  • 前職の経験をITにつなげる
  • 年下から素直に学ぶ姿勢を持つ
  • 年収の下がり幅を事前に計算する
  • 最初の会社は「成長できるか」で選ぶ
  • 続けられる学習リズムを作る

この5つを意識して進めた人が、40代未経験からでも現場に入っていけます。

「遅いかな」と考えている時間より、今日HTMLを1行書く方が数ヶ月後の自分は変わっています。

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携帯ショップ5年→独学8ヶ月でエンジニア転職|未経験転職ブロガー
携帯ショップで5年間勤務後、完全未経験から独学8ヶ月でエンジニアへ転職。 毎日コツコツ続けた勉強法や転職活動のリアルな体験を発信しています。 「自分にもできるかな?」と悩んでいる人に向けて、等身大の情報をお届けします。
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