体験談

未経験からエンジニアになれる?勉強時間・期間の実態

データ・統計から見るリアルな転職事情


「未経験からエンジニアって本当に無理じゃないの?」

「勉強しても意味なかったらどうしよう…」

こう思っている人、多いと思います。

実際、僕も同じでした。携帯販売の仕事をしながら
「エンジニアになりたい」と思い始めたとき、
最初は「自分には絶対無理だ」と感じていました。

でも毎日2〜3時間の勉強を続けて、約8ヶ月後——
ある朝、内定の連絡が届きました。

特別な才能も、理系の学歴もありません。 ただ、やめなかっただけです。

本記事では、僕の体験をふまえつつ、各種調査データや転職市場の統計をもとに、未経験エンジニア転職のリアルな実態を解説します。

📖 転職までの詳しい体験談は、こちらの記事に書いています。

📋 こんな人に読んでほしい

  • 未経験からエンジニア転職を考えている人
  • 「本当に可能なのか」を数字で確認したい人
  • いつまでに、どのくらい勉強すればいいか知りたい人

 未経験エンジニア転職は本当に可能?

結論から言えば、「可能」です。ただし、闇雲に挑戦しても成功するわけではありません。

転職成功率のデータ

IT業界の人材不足は深刻で、経済産業省の調査によると2030年には最大79万人のIT人材不足が見込まれています。
この需要の高まりが、未経験者にもチャンスをもたらしています。

項目データ
国内IT人材不足(2030年予測)最大約79万人(経済産業省)
IT業界の中途採用における未経験者比率約20〜30%(求人媒体調査)
プログラミングスクール卒業後の転職成功率公称70〜90%(各スクール公表値)
未経験転職者の平均年収(初年度)300〜400万円程度

💡 この数字が意味すること: IT業界の中途採用における未経験者比率は約20〜30%。
逆に言えば、しっかり準備した人だけがこの枠に入れます。

ただし、これは「何もしなければ不利」という意味でもあります。
逆に言えば、ポートフォリオを作り込み、学習時間をしっかり確保した人は、この20〜30%の枠に入れる可能性が高まります。

⚠️ 注意: スクールの「転職成功率」は定義が曖昧なケースも多く、「IT関連職への転職」を広く含む場合があります。
エンジニア職(開発・プログラミング系)への転職率は、これより低い場合があります。


では、どうすれば未経験からエンジニアになれるのか?

結論はこの3つです。

  • 学習時間500〜700時間を確保する
  • ポートフォリオを作る(必須)
  • 在職中に転職活動する

この3つを押さえておけば、未経験からでも現実的にエンジニア転職が狙えます。
以降でそれぞれ詳しく解説します。


①必要な勉強時間の目安

「何時間勉強すればエンジニアになれるか」は、目指す職種と現在のITリテラシーによって大きく異なります。

職種別・必要学習時間の目安

目指す職種最低ライン転職に有利なライン主な学習内容
Webエンジニア(フロントエンド)300〜500時間500〜800時間HTML/CSS, JavaScript, React等
Webエンジニア(バックエンド)500〜700時間700〜1000時間Python/Ruby/PHP, DB, API設計
インフラエンジニア300〜500時間500〜800時間Linux, ネットワーク, AWS等
SES(客先常駐)エンジニア200〜400時間400〜600時間基礎IT知識, プログラミング基礎
iOSアプリ開発600〜900時間900〜1200時間Swift, Xcode, UIKit/SwiftUI

※上記はあくまで目安です。個人の習得スピードや事前知識によって大きく変動します。

📌 つまり何が言いたいかというと: 「300時間で転職できます!」という情報を見かけることもありますが、それは最低ラインです。
採用担当者に「即戦力に近い」と思わせるには、500〜700時間のしっかりした学習が現実的なターゲットです。

1日の勉強時間別・到達期間シミュレーション

1日の勉強時間500時間到達700時間到達1000時間到達
1時間/日約17ヶ月約23ヶ月約33ヶ月
2時間/日約8ヶ月約12ヶ月約17ヶ月
3時間/日約6ヶ月約8ヶ月約11ヶ月
5時間/日(休日含む)約3ヶ月約5ヶ月約7ヶ月

💡 ポイント: 在職中に転職活動をする場合、平日2〜3時間+休日5〜6時間が現実的なペースです。この場合、600〜700時間に到達するまで8〜10ヶ月程度かかる計算になります。


② 転職までにかかる期間の実態

「勉強開始から内定獲得まで」の期間について、転職支援サービスや各種調査のデータをまとめます。

転職パターン平均期間内訳
独学で転職活動12〜18ヶ月学習6〜12ヶ月+転職活動3〜6ヶ月
プログラミングスクール経由6〜10ヶ月学習3〜6ヶ月+転職活動1〜3ヶ月
ポートフォリオあり(即戦力アピール)3〜6ヶ月転職活動集中期間
資格取得優先(基本情報等)8〜14ヶ月資格取得3〜6ヶ月+転職活動2〜4ヶ月

転職活動期間(応募〜内定)の実態

エン転職・doda等の調査によると、エンジニア転職の平均的な選考期間は以下の通りです。

  • 書類応募〜書類選考結果:1〜2週間
  • 一次面接〜最終面接:2〜4週間
  • 内定〜入社日調整:1〜2ヶ月
  • 合計の目安:応募から入社まで2〜3ヶ月

③ 年齢別・転職しやすさの実態

未経験エンジニア転職において、年齢は重要な要素の一つです。

年齢層転職難易度
〜24歳(第二新卒含む)★☆☆(比較的易しい)
25〜29歳★★☆(標準)
30〜34歳★★★(やや難しい)
35歳以上★★★★(難しい)

24歳以下はポテンシャル採用が多く、学習意欲をアピールするだけで通過しやすいです。
25〜29歳が最も転職しやすい年齢帯で、実務経験ゼロでも可能性があります。
30代になると前職の強みとエンジニアスキルの掛け合わせが重要になってきます。
35歳以上は即戦力性が求められますが、ニッチな専門性があれば十分戦えます。


④成功率を上げるための3つのポイント


僕は携帯販売からエンジニアになりましたが、正直、最初は「絶対無理」と思っていました。
プログラミングの「プ」の字も知らない状態からのスタートです。

ただ、毎日2〜3時間の勉強を続けて、約8ヶ月で転職できました。
特別な才能があったわけでも、理系出身でもありません。
続けられたかどうか、それだけです。

1. ポートフォリオの質にこだわる

採用担当者が最も重視するのが「実際に作ったもの」です。
ToDoアプリのような定番教材だけでなく、
「自分が本当に使いたいサービス」を作ることで、面接での説得力が増します。

「誰でも作れるToDo管理」より「自分の課題を解決したオリジナルアプリ」の方が 面接官の記憶に残ります。
完成度より「なぜ作ったか」のストーリーを大切にしましょう。

2. 転職活動は「在職中」に始める

退職してから転職活動をすると、精神的・経済的プレッシャーで判断力が鈍りやすくなります。
在職中に学習しながら転職活動を並行することが、納得のいく転職への近道です。

📌 つまり: 「お金が尽きる前に決めなければ」という焦りは、ブラック企業への入社リスクを高めます。
在職中の転職活動が選択肢を守る一番の方法です。

3. 転職エージェントを複数活用する

未経験エンジニア転職に強いエージェントは、一般の転職エージェントとは異なります。
レバテックキャリア、Green、Wantedlyなど、IT・エンジニア特化型のサービスを複数使うことで選択肢が広がります。

📌 つまり: 1社だけに絞ると、その担当者の質や求人数に左右されます。
3〜4社を並行して使うことで、比較しながら動けるようになります。


まとめ

📋 この記事のまとめ

  • 未経験転職は可能。ただし500〜700時間の学習が現実的な目安
  • 在職中に転職活動を始めると、精神的・経済的に有利
  • ポートフォリオは「なぜ作ったか」のストーリーが重要
  • 年齢が上がるほど難易度は上がるが、前職の専門性で差別化できる

🚀 まずは今日から始めよう

まずは1日2時間でいいので、今日から始めてみてください。

3ヶ月後には、確実に景色が変わります。

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