体験談

未経験エンジニアがインターンを知らずに転職した話

しゅうしん

「社会人でもインターンに参加できるの?」

ぼくは転職するまでそれを知りませんでした。学生がやるものだと思い込んでいたので、探すことすらしませんでした。

未経験のまま転職活動をして、100社以上応募して、40社以上書類で落ちました。そのあと転職先の社長から「自分はインターン経験がある」と聞いて、選択肢があったことをはじめて知りました。

知っていれば使えた選択肢があります。

それをこの記事では伝えたいと思います。

この記事でわかること

  • 社会人・既卒・フリーターでもエンジニアインターンに参加できるのか
  • 応募前に最低限やるべき学習とポートフォリオの準備
  • 求人の探し方と選び方、ブラックなインターンの見極め方
  • インターンに行くべきか、直接転職活動すべきかの判断基準

1. 社会人でもエンジニアインターンに参加できます

1-1. ぼくは転職するまでインターンの存在を知りませんでした

正直に言います。
ぼくはエンジニアに転職するまで、社会人がインターンに参加できるとは思っていませんでした。

インターンというのは大学生が就活前にやるもの、というイメージが強かったです。
だから転職活動中に選択肢として考えたことすらありませんでしたし、探しもしませんでした。

転職後、社長と食事をする機会がありました。
そのときに社長が「自分はインターンをやっていた」という話をしていて、そこではじめて知りました。
社会人でも、未経験でも、インターンという選択肢があったことを。

そのとき正直、「知っていたら使っていたかもな」と思いました。
エンジニアとして働くイメージをもっと早く掴めていたし、入社後の最初の数ヶ月ももう少しスムーズだったかもしれません。

1-2. 未経験歓迎のインターンは実際にあります

社会人向け・未経験歓迎のエンジニアインターンは実際に存在します。
長期インターンの求人サイトや、Wantedlyなどでも掲載されています。

ここでいう「未経験歓迎」は、実務として働いた経験がなくてもよいという意味で使われることが多いです。

つまり、会社でエンジニアとして雇用された経験はなくても、HTMLやCSSを学んだことがある、簡単なものを作ったことがある、という人が主な対象になります。

完全に何も学んでいない状態で受かるかどうかは別として、選択肢として存在することはまず知っておいてください。

2. インターンなしで転職したぼくが感じた限界

2-1. 100社応募して40社以上書類で落ちました

ぼくは転職活動で100社以上に応募しました。
そのうち40社以上は書類選考で落ちています。

当時は「ポートフォリオが弱いのか」「スキルが足りないのか」と考えていました。
でも今振り返ると、現場の雰囲気や実際の仕事内容をまったく知らないまま書類を書いていたことも、一因だったと思います。

インターンを経験していれば、「どんな環境で」「何をする仕事なのか」を自分の言葉で書けた可能性があります。
それが書類や面接で使える材料になったかもしれません。

2-2. 入社後にギャップを感じました

入社してからも、最初は戸惑うことが多かったです。

  • 会議で使われる言葉の意味がわからない
  • チームでの開発の進め方がイメージと違う
  • コードを書くこと以外にやることがたくさんある

学習中には見えていなかった現場の流れが、入社してはじめてわかりました。
インターンでそれを先に経験していれば、もう少し入社後がスムーズだったかもしれないと今でも思います。

また、インターンを「自分がエンジニアに向いているか試す場所」として使うこともできます。実際に現場に触れてみないとわからないことは多く、入社前にそれを確かめられるのはインターンならではの利点だと思います。

3. 未経験者が応募前に準備すべきこと

3-1. まず基礎学習と制作物を用意しましょう

インターンに応募する前に、最低限の準備は必要です。
何も学んでいない状態では、企業側も何を任せるか判断できません。

Web系のインターンを狙うなら、HTML・CSS・JavaScriptから始めると進めやすいです。
基礎文法を学んだあとは、小さくてもいいので自分で何かを作ることが大切です。
プロフィールサイト、Todoアプリ、簡単なLPなど、「なぜ作ったか」「どこを工夫したか」を説明できるものを1つ用意しましょう。

「HTML・CSSだけで応募していいのか、JavaScriptまで必要なのか」と迷う人も多いと思います。
結論から言うと、HTML・CSSだけでも応募できる求人はあります。
コーディングやマークアップが中心の業務であれば、JavaScriptの知識がなくても選考に進めるケースがあります。

ただし、JavaScriptまで学んで簡単な動きを作れる状態になっておくと、応募できる求人の幅がかなり広がります。


ReactやTypeScriptはその先の話なので、最初から意識する必要はありません。

まずはHTML・CSS・JavaScriptの基礎を学び、小さな制作物を1つ作ることを目標にするのが現実的です。

学習期間の目安としては、毎日1〜2時間学習できる環境であれば、HTML・CSS・JavaScriptの基礎と制作物1つを仕上げるまでに1〜3ヶ月程度かかることが多いです。焦らず基礎を固めてから応募する方が、結果的に選考を通過しやすくなります。

3-2. GitHubやポートフォリオがあると強いです

ポートフォリオやGitHubは必須ではありませんが、あると話しやすくなります。
完成度よりも、学習の過程や自分の考えが伝わることの方が大切です。

GitHubにコードを置いて、READMEに概要・使用技術・工夫した点・改善したい点を書いておくと、面接でも話しやすくなります。

ぼく自身、転職活動でポートフォリオを未完成のまま出したこともありました。
完璧でなくても、説明できる状態であることの方が重要だと今は思います。

4. インターンの種類と選び方

4-1. 実務経験を積みたいなら長期インターンが向いています

インターンには短期と長期があります。
短期は会社説明やワークショップに近い内容が多いです。
実際の開発経験を積みたいなら、数ヶ月以上参加する長期インターンの方が向いています。

未経験転職につなげたいなら、「参加した」という事実だけでは弱いです。
どんなタスクを担当し、何を学び、どう成長したかを話せる経験が必要です。
その意味で、長期インターンの方が転職活動の材料として使いやすいと思います。

4-2. 有給・無給よりも仕事内容を先に確認しましょう

有給インターンを狙うことはできますが、報酬だけで選ぶのは危険です。
求人によっては、開発よりもテストや事務作業が中心の場合もあります。

ブラックなインターンや雑用だけのインターンを避けるために、応募前に確認すべきことがあります。
実装経験が積めるか、メンターがいるか、エンジニア社員と関われるか、コードレビューを受けられるかです。

面接の場では「入社後はどんなタスクから始まりますか」「エンジニア社員と直接やり取りする機会はありますか」と聞いてみましょう。

具体的に答えてもらえない場合は、注意が必要です。
転職活動で話せる経験になるかどうかを基準に選ぶ方がいいと思います。

4-3. 求人はどのサイトで探せばいいですか

未経験歓迎のエンジニアインターンを探すなら、以下のようなサービスが使いやすいです。

  • Wantedly:スタートアップやベンチャー企業のインターン求人が多く、社風や開発内容が詳しく書かれていることが多いです
  • Green:IT・Web系に特化しており、エンジニア職のインターン求人も掲載されています
  • 長期インターン専門サイト(Offers・Youtrustなど):社会人・既卒でも応募できる求人が一定数あります

探すときは「エンジニア インターン 未経験」「長期インターン エンジニア 社会人」などで検索すると絞り込みやすいです。

ただし、求人タイトルに「未経験歓迎」と書いてあっても、実際には基礎学習済みの人を想定していることがあります。
応募前に業務内容・必須条件・研修体制を必ず確認するようにしましょう。

5. インターン選考で見られるポイント

5-1. スキルより学習姿勢と継続力を見られます

未経験者の選考では、現時点のスキルだけでなく、学習姿勢や継続力も見られます。
企業は最初から完璧に動ける人だけを求めているわけではありません。
わからないことを調べられるか、質問できるか、途中で投げ出さずに改善できるかを見ています。

面接では「何を学んだか」だけでなく、「なぜ学んだのか」「どこで詰まってどう乗り越えたか」を話せるようにしておきましょう。

5-2. 志望動機は「学びたい」だけで終わらせないようにしましょう

「成長したいです」「勉強させてください」だけでは弱いです。
インターンでも、企業の事業や開発に少しでも貢献しようとしている姿勢を見せることが大切です。

エンジニアを目指す理由、その企業のサービスに興味を持った理由、学んできたことをどう活かしたいかの順番で話すと、目的を持って応募している人に見えます。

6. インターン経験を転職活動に活かす方法

6-1. 担当した業務・学び・改善点を記録しておきましょう

インターンは参加するだけでは転職活動の武器になりません。
担当したタスク、使った技術、レビューで指摘されたこと、改善したことを記録しておきましょう。

面接で「実務経験があります」と言うだけでは弱いです。
「〇〇の画面修正を担当し、△△の不具合を調査して、□□のように直しました」と話せると説得力が出ます。

6-2. インターン後にポートフォリオと職務経歴書を更新しましょう

インターンが終わったら、ポートフォリオや職務経歴書を更新しましょう。
会社のコードや内部情報はそのまま出せませんが、担当した範囲を抽象化して書くことはできます。

「管理画面のUI修正」「既存機能のテスト」「コードレビューを受けて修正」など、公開して問題ない範囲で整理します。

インターン前後でできるようになったことも一緒に書くと、学習者ではなく現場に触れた人間として見せやすくなります。

よくある質問

Q
Q1. 社会人や既卒でもエンジニアインターンに参加できますか?

参加できる求人はあります。
ぼく自身、転職するまで社会人でも参加できることを知りませんでしたが、実際に社会人・既卒・フリーター向けの求人は存在します。

ただし学生向けが多いのも事実なので、応募前に対象者の条件を確認しましょう。
週2〜3日から参加できる求人もあるので、仕事や学業と両立したい人は勤務日数の条件も合わせて確認するといいです。

Q
Q2. プログラミング未経験でも応募できますか?

応募できる求人はありますが、完全に何も学んでいない状態では選考で不利になりやすいです。「未経験歓迎」は実務経験がなくてもよいという意味で使われることが多く、最低限HTML・CSSを学んで簡単な制作物を作ってから応募する方が現実的です。
JavaScriptまで学べると応募できる求人の幅がさらに広がります。

Q
Q3. インターン経験は未経験転職で評価されますか?

評価される可能性はあります。ただし「参加した」だけでは弱いです。
担当した業務、使った技術、学んだこと、改善したことを具体的に話せる必要があります。
インターン中から経験をメモしておくことが大切です。

Q
Q4. インターンに行くべきか、直接転職活動すべきか迷っています。

正直に言うと、どちらが正解かは状況によります。

ぼく自身はインターンを経由せず、そのまま転職活動をしました。
結果としてエンジニアになれましたが、100社以上応募して40社以上書類で落ちています。
当時インターンを知っていたら、働くイメージを先に掴めていたし、書類や面接でも話せる材料が増えていたと思います。

判断の基準としては、時間に余裕があるかどうかで考えるといいと思います。
数ヶ月単位で準備できるなら、インターンを経由してから転職活動に臨む方が武器が増えます。

一方で、すでに基礎学習と制作物が揃っていて転職活動を早く進めたいなら、直接応募でも問題ありません。
インターンは必須ではありませんが、選択肢として知っておくだけで動き方が変わります。
ぼくが伝えたいのはそこです。

Q
Q5. インターンの選考に落ちたときはどうすればいいですか?

まず、落ちた原因を整理しましょう。
書類で落ちた場合は、制作物の説明が薄かったか、志望動機が「学びたい」だけで終わっていた可能性があります。

面接で落ちた場合は、学習の経緯や詰まったときの対処を具体的に話せていなかったケースが多いです。
落ちた直後に応募先を増やすよりも、制作物を1つ改善するか、GitHubのREADMEを整理してから再応募する方が結果につながりやすいです。

まとめ

インターンを経由しなかったぼくが言えることがあります。
知らなかったことで、選択肢を一つ失っていました。

社会人でもインターンに参加できます。
未経験歓迎の求人は存在します。
それを知っているだけで、転職活動の前にできることが増えます。

まずは基礎学習と制作物の準備を進めましょう。
そのうえで、実装経験が積めて、メンターがいて、エンジニア社員と関われる求人を選びます。

インターン中の経験は記録しておき、転職活動の材料として使います。
この流れを知っているだけで、ぼくが歩んだ道より少しスムーズになれる可能性があります。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
しゅうしん
しゅうしん
携帯ショップ5年→独学8ヶ月でエンジニア転職|未経験転職ブロガー
携帯ショップで5年間勤務後、完全未経験から独学8ヶ月でエンジニアへ転職。 毎日コツコツ続けた勉強法や転職活動のリアルな体験を発信しています。 「自分にもできるかな?」と悩んでいる人に向けて、等身大の情報をお届けします。
記事URLをコピーしました