「未経験エンジニアってうざい」は本当?現役エンジニアが正直に答える
「未経験エンジニアってうざいって思われてる?」
転職を目指している人も、すでに転職した人も、一度はこの言葉が頭をよぎったことがあるんじゃないでしょうか。
正直に言います。
ぼく自身、入社してしばらくの間、「もしかして自分、うざいと思われてるかも」 と感じた瞬間がありました。
チームの会話についていけない。
わからないことだらけで質問ばかりしてしまう。
そういう場面で、なんとも言えない居心地の悪さを感じていました。
この記事では、「未経験エンジニアはうざい」という声に対して、現役のエンジニアとして正直に向き合っていきます。
うざいと思われやすい特徴、ぼくが実際に感じたこと、そしてその状況をどう乗り越えるかを書いています。
「未経験エンジニアはうざい」と言われる理由
SNSや記事を見ていると、こんな声が目につきます。
- 「基礎もできていないのに質問ばかりしてくる」
- 「調べれば分かることをすぐ聞いてくる」
- 「エンジニアを名乗るのが早すぎる」
- 「Xで未経験エンジニアの投稿が多すぎる」
これらはすべて、「未経験エンジニア」という存在への不満から来ています。
ただ、よく読むと分かるのですが、批判の矛先は「未経験エンジニア全員」ではなく、特定の行動パターンに向いていることがほとんどです。
うざいと思われやすい未経験エンジニアの特徴5つ
1.自分で調べずにすぐ質問する
「エラーが出たんですが、どうしたらいいですか?」
エラーメッセージをそのままコピーしてGoogle検索すれば解決できることを、先輩に聞いてしまうパターンです。
先輩側からすると、自分の作業を止めてまで答えた結果が「それ検索すれば出てくるやつじゃん…」となる。
これが積み重なると、うざいという感情につながります。
2.「未経験なので」を言い訳にする
「未経験なのでまだ分からなくて当然」という空気を出しながら、一向に自走しようとしない。周囲は「未経験」を理由に許容してくれていますが、いつまでもそのカードを使い続けると信頼は下がっていきます。
3.SNSで学習アピールが過剰
「今日もReact勉強しました!💪 #駆け出しエンジニア」という投稿自体は悪くありません。ただ、実務レベルと乖離した発信や、マウント取りのような文脈になると「うざい」と感じる人が出てきます。
4.チームの空気を読まない発言
技術的な判断がある会議やレビューで、文脈を理解しないまま発言してしまう。
「でも、こうした方がよくないですか?」という一言が、背景を知らない発言だと分かると、チームの雰囲気が少し冷えます。
5.基礎をすっ飛ばしてフレームワークから入る
HTML・CSSもままならないのにReactから始めた、というパターン。
実務でそれが露呈したとき、周囲のフォロー負担が増えます。
ぼく自身が感じた「うざいかも」という瞬間
正直に話します。
入社してしばらくの間、わからないことだらけで質問が多すぎたと思っています。
設計の話、コードの書き方、ツールの使い方——全部が初めてで、先輩に質問しない日はほとんどありませんでした。
毎日聞いていたと思います。
そしてチームのミーティングや技術的な会話の場で、話についていけないことが何度もありました。
みんなが当然のように話している用語や文脈がわからない。
うなずきながら、内心では「何の話をしているんだろう」と思っていた瞬間が、今でも記憶に残っています。
そういうとき、「ぼく、チームの邪魔になってるかな」と感じていました。
ただ——今振り返ると、その状況自体は未経験入社であれば誰でも通る道だとも思っています。問題は「うざいかどうか」ではなく、その状況に対してどう行動するかだと感じています。
「うざい」と思われない未経験エンジニアの行動習慣
うざいと思われる人とそうでない人の差は、実力よりも姿勢と行動習慣にあります。
質問の前に必ず自分で調べる
「5分調べて分からなければ聞く」「エラーはまずGoogle検索とドキュメントを確認する」というルールを自分に課すだけで、周囲への負担が大きく変わります。
聞くときも「〇〇を試しましたが解決しませんでした」と前置きがあるだけで、印象がまったく違います。
メモを取り、同じことを2回聞かない
一度教えてもらったことを繰り返し聞くのは、先輩にとって地味にストレスです。
ノートでもNotionでも何でもいいので、教わったことを記録しておく習慣をつけるだけで変わります。
「できないこと」より「できるようになったこと」を示す
入社直後は当然できないことだらけです。
でも、先週より今週の方が成長しているという姿勢を見せることが大切です。
先輩は「教えた甲斐があるな」と思えると、サポートする気持ちが続きます。
チームの文脈をインプットし続ける
会話についていけない時期は、まず聞き続けることが大事です。
わからない用語はその日のうちに調べる。
そうしていると、だんだん文脈がつながってきます。
焦らず、でも止まらずに吸収し続けることが唯一の近道です。
「うざい」という声に傷つかなくていい理由
SNSで「未経験エンジニアうざい」という言葉を見て、落ち込んでいる人がいたら伝えたいことがあります。
その声の多くは、特定の行動パターンへの批判であって、未経験で頑張っている人全員に向けられたものではありません。
ぼくも転職してしばらくは、「自分はうざいと思われているかもしれない」という感覚を完全に消せたわけではありません。
それでも、目の前のコードと向き合い続けて、少しずつチームの会話についていけるようになっていきました。
今もまだ「あ、これまだ分かってないな」と感じる瞬間はあります。
でも、それは成長が止まっていないということでもあると思っています。
未経験からエンジニアになるということは、最初から完璧な状態で始めることではありません。学び続ける姿勢を持ちながら、チームに貢献しようとすること——それができていれば、「うざい」とは思われません。
まとめ
「未経験エンジニアはうざい」という声は、完全に的外れではありません。
ただ、それは行動の問題であって、未経験という属性そのものへの批判ではないことがほとんどです。
- 自分で調べずに質問する
- 未経験を言い訳にし続ける
- 基礎をすっ飛ばす
これらを意識して避けながら行動していれば、うざいと思われることはほぼありません。
ぼく自身、入社直後は質問しすぎて肩身が狭かった時期がありましたし、会話についていけない場面も何度もありました。
それでも、今もエンジニアとして働き続けています。
「うざい」という言葉を恐れすぎないでください。
大事なのは、その言葉に委縮することではなく、毎日少しずつ成長し続けることです。


