未経験エンジニア転職を成功させる方法|20社受けた経験者が流れを解説
今の仕事をこのまま続けていていいのか、なんとなく不安がある。
- エンジニアは将来性がありそうだけど、未経験の自分には難しいんじゃないか。
- 勉強は何から始めればいいのか、転職できたとしてもついていけるのか。
- そもそも自分みたいな人間が転職できるのか。
ぼく自身、27歳のときにまったく同じ気持ちで検索していました。
携帯販売の仕事を5年続けながら「このままでいいのか」という漠然とした不安があって、エンジニアを目指すことにしました。
独学とスクールを並行しながら20社以上に応募して、最終的にSES企業でエンジニアとして働き始めました。
この記事では、未経験からエンジニアに転職するまでの流れ・現実・やるべきことを体験をもとに解説します。
読み終わるころには、今日やるべき一歩が決まるはずです。

1. 未経験からエンジニア転職は本当にできる?

結論から言うと、できます。ただし「準備した人だけ」という条件つきです。
未経験でもエンジニアとして採用される人はいます。ぼくもそのひとりです。
でも「未経験歓迎=誰でも受かる」ではありません。
書類選考で落とされ続けた経験から言えるのは、ライバルは思っているより多く、差がつくポイントははっきりしているということです。
ぼくが転職して「できた」と実感した瞬間は2つあります。
- ずっとやりたかった仕事に就けたこと。
- 自分の書いたコードが画面に反映された瞬間でした。
あの感覚は、転職前の仕事では得られなかったものです。
「未経験でも大丈夫か」という不安よりも「準備を始めるかどうか」の方が、結果に大きく影響します。

2. 未経験エンジニア転職が厳しいと言われる理由

「未経験エンジニアは厳しい」と言われるのには、はっきりした理由があります。
ライバルが増えている
ここ数年でエンジニア転職を目指す未経験者は急増しました。
スクールの普及もあって、同じ「未経験歓迎」の求人に多くの応募が集まります。
ぼくが転職活動をしていた頃も、未経験可の求人そのものが少なく、あっても倍率が高い状態でした。
差がつくのは学習記録とポートフォリオ
面接まで進んだ企業では、「何を作ったか」「どのくらい学習したか」を必ず聞かれました。
学習中であっても、進捗や作ったものを具体的に見せられる人と、「入社してから頑張ります」で止まっている人では、評価に大きな差がつきます。
求人の種類によって入社後が全然違う
「未経験歓迎」と書かれていても、SES・受託・自社開発では入社後の業務内容がまったく異なります。
ぼくは自社開発を狙っていましたが、最終的にSESに入社しました。
求人の中身をきちんと見極める目が必要です。


3. 採用される人・落ちる人の違い

20社以上応募して、書類・面接両方で落ちた経験から見えてきた違いがあります。
採用された人の共通点
ぼくが内定をもらったとき、面接官から「5年後の道筋がはっきりしている」と言われました。「とりあえずエンジニアになりたい」ではなく「なってからどうするか」まで考えていることが評価されたのだと思います。
落ちやすい人のパターン
書類で追加書類を求められて落とされた経験が何度もあります。
未経験は書類の段階でも「今何をやっているか」が問われます。

4. 転職前に身につけるべきスキルと勉強の流れ

最低限必要なスキルセット
未経験からWebエンジニアを目指すなら、まずこの4つを押さえます。
サイトを作れるレベル
動きのある機能を実装できるレベル
コードを管理・公開できる状態
ReactやTypeScriptは、余裕があれば学ぶ程度で最初は問題ありません。
ぼく自身はスクールでHTML・CSS・JavaScriptとデザインを学びながら、ReactとTypeScriptは独学で並行して進めました。
働きながら進める現実的なペース
ぼくは携帯販売の仕事をしながら、平日2時間・休日8時間以上を学習に充てました。
スクールに通いながら独学も同時並行で進めたので、準備期間はおよそ8ヶ月かかりました。
「どのくらい勉強すれば転職できるか」より「毎日続けられるかどうか」の方が重要です。
量より継続が先です。


5. 転職活動の進め方と求人の選び方

転職サイトとエージェントは両方使う
ぼくはリクルートエージェントとリクナビNEXTを使いました。
転職サイトは求人の全体感を把握するのに使い、エージェントは非公開求人や面接対策のサポートを受けるために使いました。
未経験の場合、エージェントに相談しながら進める方が選考対策はしやすいです。
未経験歓迎求人を見極める
「未経験歓迎」の求人でも、研修後の配属先や実際の業務内容は会社によって大きく違います。特にSES企業は、入社後すぐに開発ができるとは限りません。
求人票の「研修あり」「開発経験が積める」という文言だけで判断せず、面接で具体的に確認することが必要です。
SES・受託・自社開発の違い
| 種別 | 特徴 | 未経験の入りやすさ |
|---|---|---|
| SES | 客先常駐。案件によって業務内容が変わる | 高め |
| 受託開発 | 自社でシステムを受注・開発 | 中程度 |
| 自社開発 | 自社サービスを開発・運用 | 低め(経験者優遇が多い) |
未経験の場合、最初はSESや受託が現実的な選択肢になることが多いです。


6. 年齢・経歴別の現実
20代は有利だが油断は禁物
ぼくは27歳で転職しました。
「今からでも間に合うのか」という不安はありましたが、20代であれば年齢よりも準備の中身の方が結果に影響します。
ただ「若いから大丈夫」という油断が一番危険です。
30代は戦略次第で可能性がある
30代の転職は、20代より求人の選択肢が絞られます。
ただし前職の経験をエンジニア業務に結びつけられる人は、コミュニケーション力や業務理解の面で評価されることがあります。
40代は選択肢が狭まるが0ではない
未経験×40代は確かに厳しい条件です。
ただし、IT系の前職経験や特定のドメイン知識がある場合は可能性があります。
年齢が上がるほど、職種・会社の絞り込みと準備の徹底が重要になります。


7. 入社後の現実と1年目のリアル
最初に驚いたこと
SESに入社して最初に担当した仕事は、開発ではなくテストとアップデート作業でした。
「エンジニア=コードを書く仕事」だと思っていたので、正直拍子抜けしました。
でも現場ではよくあることで、テスト業務を通じてシステムの全体像を学ぶ時期でもあります。
ついていけないと感じたとき
1年目は用語がわからない、コードレビューで指摘される、周りのスピードについていけないと感じる場面が何度もあります。
これは未経験なら誰でも経験することです。
大事なのは「わからないまま放置しない」こと。
質問の仕方と調べ方を早めに身につけると、成長のスピードが変わります。
1年目は「慣れる期間」と割り切る
成果を出そうと焦る必要はありません。
1年目は現場に慣れて、基礎を実務で確認する期間です。
ぼく自身も入社後しばらくは「本当にこれでよかったのか」と思う時期がありました。
それでも続けていくと、できることが少しずつ増えていきます。



8. 今日からやるべき一歩

ここまで読んで「やってみよう」と思えたなら、今日から動き始めてください。
完璧な準備が整ってからではなく、動きながら準備を進めるのが最短ルートです。
Step1:目指す職種を1つ決める
まずWebエンジニア・フロントエンド・バックエンド・インフラのどれを目指すかを決めます。
決めないと学習範囲が絞れません。
Step2:HTML・CSSから学習を始める
ProgatやMDN Web Docsなど無料で始められます。
完璧を目指さず、まず動くものを1つ作ることを目標にしてください。
Step3:転職エージェントに登録して求人を見る
学習と並行して、転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
理由は2つあります。
ひとつは、今どんな求人があるか・何のスキルが求められているかを把握することで、学習の方向性が具体的になるからです。
もうひとつは、エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで、自分の現状に合った進め方のアドバイスをもらえるからです。
ぼく自身が使ったのはリクルートエージェントとリクナビNEXTです。
未経験でも登録でき、求人を見るだけでも使えます。
いきなり応募しなくていいので、まず登録して求人の相場を確認してみてください。
よくある質問
- 何ヶ月で転職できますか?
-
働きながら学習する場合、最低6ヶ月〜1年は見ておいた方が現実的です。
ぼくは8ヶ月かかりました。
- ポートフォリオなしでも転職できますか?
-
可能性はゼロではありませんが、厳しくなります。
ぼく自身はポートフォリオが未完成の状態で応募して面接を通過したこともありますが、あった方が選考は有利です。
- SESから始めても大丈夫ですか?
-
大丈夫です。
最初はテストや運用業務が中心になることもありますが、経験を積みながらスキルを伸ばすことはできます。
会社と現場の選び方が重要です。
- 仕事を辞めてから勉強すべきですか?
-
生活費の見通しが立っているなら選択肢のひとつです。
ただし働きながらの方がリスクは低く、ぼく自身も在職中に転職しました。
- 30代未経験でも間に合いますか?
-
準備次第で可能性はあります。
ただし年齢が上がるほど戦略と準備の質が問われます。
まとめ
未経験からのエンジニア転職は、準備した人には十分に可能です。
- 採用されるかどうかは「学習を続けているか・作ったものがあるか・ビジョンを話せるか」で決まる
- 求人の種類(SES・受託・自社開発)によって入社後が大きく変わる
- 1年目は思っていた仕事と違うこともあるが、続けると景色が変わる
今日できることは小さくていいです。
まず職種を1つ決めて、学習を始めてください。

